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初風炉の茶事と香の茶事

先日、花寄せ・詠歌つきの稽古茶事を行いました。


正午の茶事をベースに、七事式の唱和之式の流れを組み込んだもので、花寄せで各々が活けた花について歌を短冊に認め、読み上げていただきました。


このように書くと難しそうですが、当教室の茶事は体験型稽古茶事として、初めての方にも安心してご参加していただけるよう努めております。


そのため花も歌も教室側で用意し、全くの初心者の方にも「花を活ける」「重硯箱・短冊を扱う」体験に集中していただけるように致しました。


歌の書き方も記載した歌の例一覧は大変好評で、参加者の方からは当教室について「安心して間違えられる場所」との嬉しいお言葉もいただけました。




5月の稽古茶事の好評を受け、来たる6月26日(日)、香の茶事と題しまして、聞香・詠歌付きの稽古茶事を行います。


正午の茶事に香付花月之式の流れを組み込んだもので、初炭の後に聞香炉と香銘を書いた香包を入れた重香合を乗せた香盆を持ち出し、主客全員で聞香を致します。


中立の間に待合にて香銘にちなんだ歌を短冊に認め、薄茶の後お読み上げいただきます。

初めに茶事全体の流れの資料と歌の書き方、香銘にちなんだ歌の例一覧をお渡し致しますので、よければご活用くだだい。 心得のある方、ご自身で歌を作ってみたい方はもちろんご自身で歌を作っていただいて構いません。


「とりあえずどんなものか体験したい」「他所でぶっつけ本番になるのは不安」という方に安心して参加していただけるよう、茶事の基本の作法のほか、聞香・詠歌の作法も一から丁寧に学べる稽古茶事を行いたく存じます。


初めての方もお気軽にご参加いただければと思います。




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